天然の歯とほとんど変わらない機能・外観をもったインプラントを最新の技術を使って必要最小限だけ使用するので、費用を抑えることができています。
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■巻頭カラー
最新歯科治療「オール・オン・フォー」のメカニズム…2/「オール・オン・フォー」 治療の流れ…4/「オール・オン・フォー」で美しくなった!…6/「オール・オン・フォー」治療最先端医療機器…8
はじめに…14
第1章 患者さんに知ってほしいインプラント治療のいろは…19
インプラント治療とは何か?…20
インプラントが柱のように根元からしっかり人工歯を支える/3つのパーツからなるインプラント治療は修理にも対応しやすい構造/縦ネジ式の欠点を補う横ネジ式の人工歯/インプラントの埋入手術には「1回法」と「2回法」がある
インプラントの歴史…28
世界各地の古代遺跡からインプラントが見つかっている/骨と結合するチタンはインプラントに最適な素材/ブローネマルク・システムは世界のインプラント治療の代名詞/そしてスタートした現代のインプラント治療
インプラントのメリット…34
これまでの治療と比較するとインプラントのよさが見えてくる/インプラントは残存歯に負担をかけず自分の歯と同じように機能する/口内を清潔に保つことがインプラント治療成功のカギ
インプラントには治療に適した条件がある…41
埋入する顎骨の高さや幅、骨量などは十分か?/インプラントが適さなかったり注意が必要なケースもある/顎骨が成長しきった後からがインプラントの治療適齢期
インプラント治療の安全性は?…50
レントゲン撮影とCT画像で顎骨の状態をチェック/埋入手術は滅菌処理をした専用の手術室で行う/世界的に信頼の高いメーカーのインプラントを使用する
第2章 より確実・正確・安全に!
最新のインプラント治療「オール・オン・フォー」がよくわかる…57
最新のインプラント治療「オール・オン・フォー」とは?…58
たった4本のインプラントで総入れ歯を固定する最新システム/オール・オン・フォーの開発者Dr.マローとの衝撃的な出会い/オール・オン・フォーには7つのメリットがある
オール・オン・フォー治療の流れ…65
治療のプロセスは術前・手術当日・術後の3段階
高い治療レベルが要求されるオール・オン・フォー…71
最新医療機器の導入により治療の安全・安心を確保/ウトウトしているあいだに手術が終わる「静脈内鎮静法」/注目の成長因子「CGF」を使うと歯槽組織の成長・回復が早くなる
オール・オン・フォー治療後のメンテナンスと注意点…79
術後の過ごし方・暮らし方が回復や免疫力に大きく影響する/快適な口内環境を維持するには毎日の歯磨きと定期検診は欠かせない/喫煙習慣がインプラントの寿命を短くする要因になる/歯軋りの強い人は就寝時マウスピースでリスクを低減する
■オール・オン・フォー治療の症例…86
①歯周病が進んで、上顎の歯根が根元まで溶けてしまった(50歳代・女性)
②上顎の左右の骨の形が異なり、インプラント埋入後に自家骨移植をする(50歳代・男性)
③仮歯で噛みすぎて1本がダメになり、結果的にオール・オン・ファイブに(40歳代・女性)
④サージガイドのセーフシステムを使い、埋入をフラップレス手術で行う(60歳代・女性)
⑤上顎の総入れ歯を、なかなか実現しなかったオール・オン・フォーにできた(40歳代・女性)
第3章 オール・オン・フォー以外のインプラント、入れ歯…97
歯科治療は患者にとって最善の方法を選ぶべき…98
「歯を残す」のが本当によいのか? 失った原因も考えて判断する/その場しのぎではなく将来を見据えた治療法を選択
オール・オン・フォー以外で注目される歯科治療…103
より見栄えよく、より使いやすく 義歯も様変わりしている
オール・オン・フォーをすすめないケースとは?…112
重度の骨粗しょう症の人や明らかにリスクが高いと思われる場合/定期検診に通うのが困難だったりセルフケアに必要なサポートが得られない場合/強い歯軋りや食いしばりのために頻繁に調整を要すると予見できる場合
第4章 歯科医院の選び方・見分け方教えます…117
Webサイトでの情報収集はこんなところをチェックする…118
治療に適した環境が整っており定期検診に通える距離かどうか/低価格のインプラント治療はどこまでの値段なのか/歯科医院の広告で見かける「10年保証」とは?
歯科医師を選ぶポイント…124
インプラントの治療経験が豊富で新しい技術の習得にも意欲的/患者の訴えや要望に耳を傾け最良と思われる治療法を提案する/治療期間や費用の内訳など治療計画を立てて見積りを示す/リスクも含めたわかりやすい説明があってはじめて患者側も治療法を選択できる/治療後も定期検診で経過を見守り不具合が起きたら素早く対処/スタッフの対応が感じよく職場の雰囲気が明るい
「保険診療」と「自由診療」の違いとは?…135
保険診療は治療内容に制約があり使える素材やできる処置に限りがある/自由診療のメリットは治療の可能性が広がること/インプラント治療の価格にはそれ相応の理由がある
インプラント治療後から始まる「予防」の大切さ…144
治療がひと通り終わっても歯をなくした理由は消えない/インプラントと長く付き合うために医師ができること、患者がすべきこと
■コラム
インプラント治療Q&A…56/歯が多くある高齢者は健康で脳の働きも活発!?… 96 /知っておきたい「歯と顎の構造」…116
あとがき…148